今年の損益調整は頑張ってみました

無職は暇だと思われていると思いますが、月末と年末はそれなりに忙しかったりします。

月末は株主優待券や各種ポイントの有効期限があったり振込手数料などの無料回数リセットがあるので、その使用に奔走します。年末はこれに加えて税額決定というビッグイベントがあります。

言うまでもなく所得が減れば税金も減るので、所得を減らす方向に調整していきます。といっても自営業を営んでいる訳ではないので、特定口座の損益調整ぐらいしかできませんが……

特定口座の損益調整

特定口座の税率は所得にかかわらず20.315%(国税15.315%、地方税5%)です。

損益調整をしたという話を聞くと「損出しをして損益がマイナスになったから税金ゼロで嬉しい」という内容だったということがあります。

本人が喜んでいるなら他からとやかく言うことではありませんが、個人的にはこれはあまりお得な節税方法ではないと思っています。

例えば、今年の特定口座の損益が-100,000円だったとすると、今年の税金は0円なのですが、それと同時に将来の20,315円分の税負担軽減の権利を放棄しているということを意味していると思います。

特定口座の損失は繰り越し可能なのですが、この損失繰り越しというのが曲者で、確かに税負担は減るのですが健康保険料や年金の減免基準では繰り越した損失を考慮してくれないので、無職的には使い辛い制度になっていたりします。

ということで、自分はプラスの範囲でできるだけ0に近い損益を目指して調整する感じにしています。

今年の結果

前置きが長くなりました。
今年の損益はこんな感じです。

GMOクリック証券+879円
auカブコム証券+1,468円
楽天証券+16円
SBI証券+1,423円
2022年の特定口座損益
楽天証券の特定口座損益・課税額

今年の取引履歴がある証券会社は4つですが、完璧な調整だと思います。普段は1社ごとに+10,000円前後までならいいかなって感じで調整しているのですが、今年は少し頑張ってみました。

※特定口座の損益は確定申告で通算できるので、本当は4社合わせての方が損益調整し易いです。自分は申告内容を減らすために各口座ごとに調整しています。

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