3月頃、確定申告に関する投稿で
今年は配当の申告不要制度を活用してみました
とどや顔で書きましたが、結論から書くと、今年の確定申告は失敗でした。
そして、その結果、健康保険の支払い額が大幅に増えることになってしまいました……
ということで、自分への戒めを込めて今回は少し詳しめに書いてみようと思います。
所得と税金、健康保険料、年金保険料
所得と税金、健康保険料、年金保険料の関係をまとめると次のような感じになります。
所得 | 税金 | 健康保険料 | 年金保険料 |
43万円 | 市県民税の基礎控除 | 減額割合7割 | |
48万円 | 所得税の基礎控除 | ||
67万円 | 全額免除 | ||
71.5万円 | 減額割合5割 | ||
88万円 | 4分の3免除 | ||
95万円 | 減額割合2割 | ||
128万円 | 半額免除 | ||
168万円 | 4分の1免除 |
※1人世帯の場合です。
※健康保険料の減額割合と年金保険料の全額免除については各種控除適用前の所得で計算します。
※自分が住んでいる自治体のホームページから調べた内容です。他の自治体でも制度はほぼ同じと思いますが、もしかしたら違う場合があるかもしれません。詳細についてはご自身が住んでいる自治体にお問い合わせください。
今年の失敗
自分は毎年、市県民税が43万円以下になるように確定申告することを目指しています。そうすることで、所得税・市県民税0円、年金保険料0円、健康保険料7割減という最も支出が少ないパターンが適用されます。
そして、今年も43万円以下になるよう配当の申告不要制度を使って申告したつもりでした。
6月下旬、今年の健康保険料の支払い通知書が届き、内容を確認してビックリ。保険料の支払い額が去年よりかなり多くなっていました。
ここで確定申告の控えなどを元に再計算して気がついたのですが、健康保険の減額判定では各種控除(社会保険料とか生命保険料の控除など)適用前の所得で計算しなければいけないことを忘れていたようです。
その結果、所得が43万円を超え、減額7割の適用基準から外れてしまったというのが今回の失敗です。
やっちゃったなぁ……という感じです。
配当の申告不要制度で申告する金額を数千円少なくしていれば健康保険料7割減だったのに……
確定申告が終わった今の時期ではどうすることもできません。残念ですが高い勉強代だったと思うしかありません。
ちなみに、今回と同じような失敗を過去にもしているので、2回目になります。前回失敗したときの勉強代が全く役に立っていないという……
制度が複雑だから悪いと言いたいところですが、文句を言っても何にもなりません。
来年からは絶対にミスしないという心積もりで頑張りたいと思います。
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