普通の賃貸ワンルーム以外の選択肢

来年こそは、できれば札幌で一人暮らしを始めたいと思っている無職こどおじです。

一人暮らしを始めるにあたってまず必要になる住居ですが、無職でも借りられる(場合がある)という情報を頼りに賃貸することを考えています。

ただ、本当に契約できるかどうか、どんな物件なら契約できるのかなど、いろいろ不安は尽きません。

ということで、今回は普通の賃貸ワンルーム以外で住居を確保する方法を探してみました。

築古マンションの購入

年を取ると賃貸契約ができなくなるという話を聞いているので、いずれは築古ワンルームを買って終の住みかにする予定にしています。

ただ、これはもう少し年を取ってからと思っています。

そこで、終の住みかでない当面の住居として格安マンションを購入するという選択肢を考えてみたいと思います。

不動産サイトで検索した札幌市内で売り出しされている比較的良さげな物件。

  • 1DK 築49.8年 150万円
  • ワンルーム 築48.9年 150万円
  • ワンルーム 築33.7年 180万円

格安物件なので古いのは承知の上ですが、心配なのは老朽による取り壊しです。

取り壊されて住居を失うだけなら許容範囲ですが、解体費用が追加で請求されることも想定しないといけないのか、どれぐらいの額になるのかというのが不安材料です。

(逆に、自分的には老朽化で住めなくなっているのに解体もされず、売ることもできず、管理費・修繕積立金と固定資産税だけが請求され続けるという状況になる可能性も心配しています。)

加えて、雪の降る地域で生活したことがない自分が本当に北海道で暮らしていけるのか、しばらく確認したいという思いもあります。

いろいろ言い訳していますが、結局のところ、今すぐに購入という決断は避けたいというのが率直な本音です。

UR賃貸住宅

古い物件ばかりで家賃もそこまで安くはないという、一見すると何の魅力もないUR賃貸ですが、無職でも月額家賃の100倍を用意もしくは家賃1年分の前払いをすれば賃貸契約ができるという他にはない制度があります。

まさに無職のセーフティーネットという感じですが、UR賃貸には1つ大きな問題があります。

保証人は不要なのですが、緊急連絡先というものが必要になるみたいなのです。しかも1ヶ所ではなく2ヶ所も……

自分は両親以外に頼れる人がいないので、緊急連絡先が1ヶ所しか確保できないのです。親戚とか頼れる人がいる場合は魅力的な選択肢だと思いますが……

でも、北海道の不動産屋に行くときはURにも連絡してどんな物件なのか内覧だけはさせてもらおうかと思っています。(ついでに緊急連絡先の件も話を聞かせてもらいたいなぁと思っています。)

市営住宅

自治体運営の困窮者向け住宅です。(稀にURのことを市営住宅と思っている人がいるみたいですが、URと市営住宅はまったく別のものです。)

無職なので困窮者として借りられるかな、でも住環境は良くないんだろうななどと軽く考えていたのですが、実際に調べてみると、独身の場合はそんな簡単に借りることはできないみたいです。

Webで確認した申込条件から重要な部分を抜粋してみると次のような感じです。

(2)申込日時点において、申込者本人が札幌市内に住居し、住民登録があること、または札幌市外に居住しているが、札幌市内の勤務先に通勤していること。
(4)申込日時点において、世帯の月額所得額が158,000円以下であること。
(14)申込日時点において申込者本人が、次のいずれかに当てはまること。(60歳以上 / 障害者手帳を持っているなど)

2023年度 札幌市営住宅 入居者募集のご案内

さらに、条件の良い物件は応募者多数による抽選で倍率も100〜200倍を超えるようです。

新さっぽろ 233.8倍
幌北 195.3倍
青葉E 118.5倍
青葉A 115.0倍
伏古A 84.5倍

札幌市営住宅 定期募集(中期)住宅一覧表

仮に自分が申し込むとすると、60歳になってから毎年申し込んで70歳頃に運が良ければ入居できるかも……という感じになりそうです。

しかも、市営の困窮者向け住宅であるにもかかわらず連帯保証人が必要になります。保証人が見つからない場合は相談に応じるとのことですが、どういう風に応じてくれるのかは不明です。

自分が60〜70歳になるころには保証人になってくれる人はまずいないと思うので、そうなったら築古アパート以外の選択肢はない感じになるかもしれませんね……

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です