今年の確定申告は大丈夫だと思います

今年もe-Taxで確定申告をしてきました。

確定申告する最大の目的は株式配当で源泉徴収されている税金の還付ですが、気をつけて申告しないと税金は減っても健康保険料・年金保険料が増えてしまうというワナがあります。

去年は住民税申告不要制度を使って税金還付の最大化と保険料の最小化にチャレンジしてみたのですが、見事に失敗。健康保険料を2万円ぐらい多く支払う結果となってしまいました。(関連投稿

ということで、今年の確定申告は念には念を入れて準備したつもりです。

住民税申告不要制度を適用した後の所得: 429,***円

43万円以下なので、健康保険料の減免7割、年金保険料の支払い免除となる予定です。

結果は6月頃に郵送される健康保険料の払込書で判明する予定です。今年は大丈夫だと思っていますが、過去2回も失敗しているので少し不安もあります……

住民税申告不要制度は今年まで

株式の配当を受け取っている無職にとって有利な住民税申告不要制度ですが、残念ながら今年で最後。来年以降は使えなくなるそうです。

そこで、所得を43万円以下に抑えて保険料の支払いを減らした方がよいのか、保険料が増えたとしても税金還付を受け取った方がよいのか簡単に計算してみました。

保険料と税金還付の計算

健康保険料の金額は自治体によって違うみたいですが

  • 均等割: 100,000円
  • 所得割: 所得の15%

自分が住んでいる所の自治体はこんな感じの金額です。かなり高額な保険料の地域みたいです……

年金保険料は自治体によらず約20万円です。

所得はすべて株式の配当という仮定です。配当控除の関係です。(実際にはETFや配当所得以外の雑所得もあるのでこの通りになりません。)

以下が計算してみた結果です。

所得健康保険料年金保険料税金還付
43万30,000
100,000 * 30%
087,354
65,854 + 21,500
53万57,500
(100,000 + 100,000 * 15%) * 50%
0102,669
81,169 + 21,500
63万65,000
(100,000 + 200,000 * 15%) * 50%
0117,984
96,484 + 21,500
73万116,000
(100,000 + 300,000 * 15%) * 80%
50,000
200,000 * 25%
133,299
111,799 + 21,500
83万128,000
(100,000 + 400,000 * 15%) * 80%
50,000
200,000 * 25%
148,614
127,114 + 21,500
93万140,000
(100,000 + 500,000 * 15%) * 80%
100,000
200,000 * 50%
163,929
142,429 + 21,500
保険料と税金還付の計算

※基礎控除と配当控除以外は考慮していません。
※保険料の減免基準については過去の投稿も参考になると思います。

結論だけ書くと43万円以下で申告するのがよさそうです。

ご注意

この投稿で書いている税金や保険料の計算は素人がネットの情報を参考に計算しただけのものです。間違っていることもあるかもしれません。(実際、想定していたよりも多くの保険料を支払う結果となったミスを何度もしています。)

申告される際は税務署および自治体の人に必ず確認するようにしてください。ここの情報で何か間違っていることがあっても一切責任は取りません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です